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理事⻑挨拶

理事長
德地 秀士
TOKUCHI Hideshi

 この度、西原正・前理事長の後任として平和・安全保障研究所の理事長を拝命いたしました。この機会に皆様に一言ご挨拶申し上げます。

 当研究所は、日本の安全保障に寄与することを目的として設立された民間シンクタンクとしては日本で最も長い歴史を有し、1978年(昭和53年)の創設以来40年以上の間、日本における安全保障研究の充実のために様々な努力を続けております。 当研究所の最大の特色は、若手研究者の人材育成プログラム(日米パートナーシップ・プログラム)です。このプログラムの「卒業生」は、全国の大学やシンクタンクでの研究・教育や政府における外交・安全保障の実務に携わっています。「卒業生」の皆さんは、当研究所にとっても貴重な財産となっています。

 また、研究所の創設以来出版している年報『アジアの安全保障』は、この地域の安全保障の動向分析として一定の評価をいただいています。この他にも、月例研究会、シンポジウム、政策提言などにより、研究活動や対外発信を継続的に行ってきています。 当研究所は、これまでの活動を踏まえて、安全保障分野における人材育成、政策課題の理解に資する有益な知識の提供、政策の企画・立案に結びつく提言、内外におけるタイムリーな発信などに積極的に取り組んでまいります。そして、安全保障の研究と実務の間の橋渡しをすることができるよう更につとめていきたいと考えています。

 引き続き当研究所に対する暖かいご支援とご協力をいただきたく、何卒よろしくお願いいたします。

2021年(令和3年)6月

平和・安全保障研究所 理事長

 德地秀士


【理事長略歴】

 東京大学法学部卒業、フレッチャー・スクール修士課程修了(M.A.L.D.)。防衛省運用企画局長、人事教育局長、経理装備局長、防衛政策局長、防衛審議官等を経て、2017年より平和・安全保障研究所理事。 専門は日米同盟、海洋安全保障、防衛法制。

論文に“The Gray Zone in the Definition of Gray-Zone Warfare: Challenges for Japan-U.S. Cooperation,” NBR Special Report #90: Murky Waters in the East China Sea, May 2021, pp. 1-10; “Japan and the Quad Plus: A Japanese View for the Development and Expansion of the Quad in the Age of War on the Novel Coronavirus,” The Journal of Indo-Pacific Affairs, Vol.3, No.5, Special Issue, December 2020, pp. 73-86など。