RIPS奨学プログラム合同セミナー開催

1月21日(土)、平和・安全保障研究所は、2年ぶりに「RIPS奨学プログラム合同セミナー」を開催しました。これは、平和・安全保障研究所の中心的な取り組みである奨学プログラム(http://www.rips.or.jp/program/index.html)の修了生と現役生のネットワーク作りの場であるとともに、同プログラムの成果を社会に還元する観点から一般の希望者にも公開する形で開催しているものです。

第1セッションでは、「武力紛争と平和構築」をテーマに防衛大学校教授(奨学プログラム第6期生)の広瀬佳一先生に司会を務めていただき、広島大学大学院准教授(同12期生)の上杉勇司先生に「国連の役割」について、尚美学園大学准教授(同10期生)の小林正英先生に「地域機構(NATO、EU)の役割」について、法政大学准教授(同9期生)の藤重博美先生に「日本の役割」について報告して頂きました。軍事面から治安部門改革(SSR)や国家制度構築、そこに携わるアクターのあり方など多岐に渡る議論が行われ、会場からは平和構築活動における国益や望ましい制度構築支援のあり方などについて鋭い質問が発せられました。

第2セッションでは、「米国との同盟を考える」をテーマに政策研究大学院大学教授(奨学プログラム第6期生)の岩間陽子先生に司会兼「オーストラリアの場合」についての報告、静岡県立大学専任講師(同11期生)の小窪千早先生に「フランスの場合」について、神田外語大学教授(同6期生)の阪田恭代先生に「韓国の場合」について報告をいただき、外務省(同13期生)の中村浩平氏にコメントと日米同盟との比較を行なって頂きました。同じ米国との同盟国でも安全保障に関する根本的な考え方の違いや具体的な配備の方針など幅広い項目について比較が行われ、会場からは日米同盟の今後についてなど重要な質問が挙がりました。

セミナー後の懇親会では、奨学プログラム生の各自から自己紹介を行い、最近の論文執筆や学会報告など研究活動についての報告や奨学生同士のつながりについてのエピソードの披露などがありました。
 平和・安全保障研究所では、今後も奨学プログラム生同士のネットワークの発展と社会への成果の還元のために積極的に合同セミナーを開催していきたいと考えております。

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