年報『アジアの安全保障』 最新号
アジアの安全保障2015-2016－対立深まる南シナ海 進む日米越比協力－
当研究所は、1979年より年報『アジアの安全保障』の刊行を通じ、南アジアおよび中央アジアを含むアジア太平洋地域各国の政治・経済・軍事の１年間の動きに関する分析に加え、中長期的な情勢を展望しています。
今年度版では、「展望」において「中国の地政学的重みと日米豪などの牽制」について概観し、「焦点」では日本のテロ対策の現状と課題、防衛装備移転三原則と防衛産業、北極問題が日本の安全保障に与える影響を取り上げて論じるほか、国・地域別の章では各国の内政、経済、対外政策、軍事の点から最近の動きを整理・分析しています。また、昨年に続き各章末に「コラム」を設け、今年は各地域の対日感情やイメージを取り上げています。
【目次】
第1部 展望と焦点
- 西原 正
- 【展 望】「中国の地政学的重みと日米豪などの牽制」
- 宮坂 直史
- 【焦点1】「不十分な日本のテロ対策－現状と課題」
- 久保田 ゆかり
- 【焦点2】「防衛装備移転三原則と防衛産業－新たな防衛生産・技術基盤の制度構築に向けて」
- 兵頭 慎治
- 【焦点3】「北極問題が日本の安全保障に与える影響」
第2部 アジアの安全保障環境（2014年4月～2015年3月）
- 第1章 日本
- 第2章 アメリカ
- 第3章 ロシア
- 第4章 中国
- 第5章 朝鮮半島
- 第6章 東南アジア
- 第7章 南アジア
- 第8章 中央アジア
- 第9章 南西太平洋
- 年表（2014年4月～2015年3月）
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